こんにちは。おんじゅく代表(=音楽家のしごと塾) のじま えみ です。
昨日、東京丸の内にある、出光美術館で開催中の展覧会「書の流儀」に行ってきました!
展示してあるのは、写経に手紙に掛け軸・・・・
恥ずかしながら、私は「書」というものの善し悪しが全くわからず、
解説に「この美しさは稀にみる・・・」と書いてある、かな文字を見て、
「みみず・・・・?」
っとこんな有様で(^_^;)
しかしそんな私でも、この展覧会はとても楽しめました。
それもひとえに、
美術館の企画構成力にあると感心した次第で・・・(#^.^#)
というのも、この展示会、
私の様な素人に、書の世界の手ほどきをしてくれるような内容になっているのです。
展示室ごとのストーリー性、解説文や展示物の構成に工夫が凝らされているのは、さすがの一言!
作品の善し悪しは残念ながらよくわからなくても、
解説をよんで、
時代背景とか、当時の書の位置付けなんかを、
「なるほどー。」「そうだったのねー。」
といちいち感心しているにつれ、
なにやら知的好奇心が満たされる快感が生じてくるのです。ムフフ・・・
そして、天下の美文字をみみずと勘違いするような私でも、
「あー面白かった。来てよかった♪」と、とてもさわやかな気持ちで展覧会を後にしたのでした。
あっ、ひょっとしてこういう感じ、音楽会も同じかもしれないな。
クラシック音楽会に来る人の中には、
演奏より、トーク(曲解説など)を楽しみにしている人が案外多かったりして・・・(^_^;)
(そうそう、さっきの展覧会でも、作品より解説の前の方が人が多いシーンがあり、思わず笑ってしまった。)
よし!
次の演奏会では、ピアノの練習だけじゃなくて、トークも気合入れますか!(^^)!
と、思わぬ示唆を得たのでした。
この展覧会は2016年2月14日まで、東京丸の内の出光美術館で開催されています。
ご興味があればぜひ訪ねてみてくださいね♪
それでは今日はこの辺で!
今日も素敵な音楽を奏でましょう♪