本公演は完売いたしました。たくさんのリクエストをいただき、ありがとうございました。(当日券のご用意はありませんのでご注意ください。)
こんにちは。おんじゅく代表 のじま えみ です。
2018年12月16日(日)、松濤deクラシック「ふたりのフランツ」に出演いたします。
ご案内と、音楽活動の近況のご報告をさせていただきます。
さて、最近私は重量級のベビーカーを押し押し(2歳近い女子は重い…(^_^;))、
子どもの習い事などで日々駆け回っておりますが、そんな日々を送っていると、
これまで自分を導いてきてくれた親や師、諸先輩方の存在のありがたさが身に染みてきます。
その方々の想いや、(私の為に割いてくれた)時間を無駄にしてはいけない、
「しっかりしないと」と、くじけそうになる時には自分に言い聞かせております。
今年は春と夏に、故郷の三重と名古屋で演奏会をさせていただきました。
ファジル・サイのジャズ風トルコ行進曲もレパートリーに入れてみたところ、
見識の高い聴衆方の前での演奏には勇気がいりましたが、
いらっしゃっていた諸先生方から「面白いわね」と言っていただけてホッとしたものです。
また、かねてより私が取り組み続けているリストの作品に関しては、
ベートーヴェンの交響曲を編曲したものや、晩年のやや陰鬱な作品にも目を向け研究を始めたところです。
特に前記の方は、いかに多彩な音色をピアノから引き出すかという点で、大変勉強になっています。
ご案内させていただく12月公演でも、披露させていただく予定です。
さて、そんななかでございますが、12月16日(日)シューベルトとリスト、ふたりのフランツをテーマに、
演奏会をさせていただきます。共演の藤本さんは、昨年シューベルトの即興曲を中心に据えたリサイタルで、
本物志向の素晴らしい演奏と、シューベルト愛に溢れたトークを披露してくれました。
常に作曲家と真摯に向き合う彼女の姿勢は、私の尊敬の対象です。
私の方は、リスト晩年の精神性の高い作品の他、長年弾き続けているラ・カンパネラも、
新鮮な響きでお届けしたいと思っております。
ベルリン芸大のレーマン教授やNYマネス音楽院のローゼンバウム教授をはじめ、
たくさんの方からアドヴァイスをいただき、力を貸していただき、この日を迎えます。
全ての出会いに感謝して…ぜひぜひ聴いていただきたいと思います。
ご来場いただけるようでしたら、当ホームページ問い合わせフォームよりご一報いただけたら幸いです。
動画↓ (今年5月公演のリハーサルの様子です。)
皆様と会場でお会いできるのを楽しみにしております。
それでは今日はこの辺で!
今日も素敵な音楽を奏でましょう♪