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音楽家のメンタルヘルス part2

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こんにちは。おんじゅく代表(=音楽家のしごと塾) のじま えみ です。

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今日はそのなかから、一部の記事をこのブログでご紹介したいと思います。

テーマは、

「音楽家のメンタルヘルス part2」   (part1はこちら)

です。どうぞお楽しみください♪

◇ 音楽家のメンタルヘルス part2◇

心の健康に関する、社会的な関心が高まっています。

音楽家は、個人で活動していることが多いですが、そんな場合、

自分が動けなければ、活動が止まってしまいます。

つまり、体と心の健康=経営問題。

普段から体の健康のみならず、心の健康についても、人並み以上に気にしておかなければなりません。

part1では心の健康を保つため、まずストレスに気づくことが大切だと、お伝えしましたね。

今回は、具体的なストレス対処法についてお届けします。

 

■ストレス対処法の3つのメカニズム

ストレスの対処法には、3つのメカニズムがあるといいます。※

 

1 ストレスを跳ね返す

2 ストレスを逃がす

3 ストレスを抜く

 

この3つすべてを、バランスよく日常生活に取り入れることが、心の健康を保つために有効です。

それぞれどういうことなのか、ここではわかりやすいように、

「突然1週間後のコンサート出演を頼まれたピアニスト」を例にして、みていきましょう!

 

■ストレスを跳ね返す

突然1週間後のコンサート出演を頼まれたピアニスト。

本番までに納得できる演奏が出来るかどうかが心配で、強いストレスになっています。

その場合の対処法として、「昼夜を惜しんで練習し、本番までに曲を仕上げる!」

これが、ストレスを跳ね返すということです。

この方法は、ストレスに対する根本的な解決になるというメリットがある一方、

「そんなにいつも頑張れない()ということだって、ありますよね。

そこで、他の2つの方法と上手にバランスをとることが、大切になります。

 

■ストレスを逃がす

突然1週間後のコンサート出演を頼まれたピアニスト。

ちゃんと弾けるか心配ですが、昼夜を惜しんで練習する体力も残っていない…そんな時に、

「自分の得意な曲に変更してもらう」

「曲数を減らしてもらう」

「断る(他の人を紹介する)」

といったように、柔軟に対応する。これが、ストレスを逃がすということです。

真面目な人は、自分に厳しさを求めがちです。しかし時には、考え方に柔軟性を持たせることも、

心の健康を保つために、大切なのです。

 

■ストレスを抜く

最後のストレスを抜くですが、これはいわゆる、

「ストレス発散」です。

旅行、スポーツ、友人と食事…

「突然頼まれちゃって大変なのよ。」なんて愚痴りながら()友だちと美味しいランチを食べる…

などなど

ストレスの原因の、根本的な解決にはならないかもしれませんが、

溜まったストレスを一時的に軽減する効果があります。

 

■3つをバランスよく

これら3つの方法を、バランスよく生活に取り入れることが大切です。

実は人によって、

ストレスを跳ね返すばかりの人・・・

ストレスを逃がしてばかりの人・・・

ストレスを抜いてばかりの人・・・

それぞれクセがあります。自分のクセを意識して、バランスのとれたストレス対処をしていきましょう。

(自分のクセを知りたい方は、ブログ「ストレスに出会ったらどうする?自分のクセを知ろう」をご覧ください。

 

■おわりに

これまで2回にわたり、心の健康についてお届けしてきました。

いかがでしたでしょうか。

個人で活動している音楽家の場合、健康=事業経営の柱

日頃から、体の健康だけでなく、心の健康にも気を配り、

毎日充実した時を過ごしたいですね。

 

それでは今日はこの辺で!

今日も素敵な音楽を奏でましょう♪

※「精神科産業医が明かす職場のメンタルヘルスの正しい知識」吉野 聡著 日本法令

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