こんにちは。おんじゅく代表(=音楽家のしごと塾) のじま えみ です。
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今日はそのなかから、特に反響が大きかった記事をご紹介したいと思います。
テーマは、
「ピコ太郎と古坂大魔王が別人格なワケ」です。
どうぞお楽しみください♪
◇ピコ太郎と古坂大魔王が別人格なワケ◇(2018年12月27日配信)
さあ年末、紅白歌合戦が近づいてきました。
ピコ太郎さんが大活躍した回を思い出します。
さて、ピコ太郎さんが「古坂大魔王」という芸人さんと、
実は同一人物であることをご存知でしょうか?
自称、
「ピコ太郎のプロデューサーが古坂大魔王」
ということになっているそうです。
なぜ古坂大魔王として、「アポーペーン♪」を歌わないのか。
そこには、経営でもよくテーマに挙がる、
「トレードオフ」
というトピックが関連しています。
トレードオフとは、
美しくなろうと思って痩せたら、しわが増えた・・・という具合に(笑)、
一方を追求すれば、他方が犠牲になるという、相反する状態のこと。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざもありますね。
ピコ太郎さんの場合、
イメージがとても大切な芸能界にあって、
ピコ太郎から想起されるイメージが、
古坂大魔王として活動する際に邪魔になると、
ご本人が考えているという事なのでしょう。
私たち音楽家も、
様々な場面で「トレードオフ」に悩むことは多いと思います。
・高品質を目指して自己投資を重ねたら、事業収益を圧迫してしまった。
(金銭のトレードオフ)
・演奏活動を増やしたら、生徒のレッスン時間の確保が難しくなった。
(時間のトレードオフ)
・なんでも引き受けていたら、仕事が増えて嬉しい反面、やる気が落ちてしまった。
(モチベーションのトレードオフ)
音楽家として活動していく中で直面する、様々なトレードオフに、
どう対処していけばよいのでしょうか。
さっそくみていきましょう。
■あなたはどんなトレードオフに直面していますか?
トレードオフにうまく対処するために、
まず大切なのは、
自分がどんなトレードオフに直面しているのか把握し、
それについて自分が取り得るリスクの上限がどの程度か、
先ほどの例で言えば、
経営が危うくなる自己投資金額や、最低限確保すべき生徒のレッスン時間等を、
しっかりシュミレーションしておくことです。
■トレードオフのマネジメント
その上で、直面するトレードオフとどうつきあうか。
今日は世の中の企業等がよく講じている、3つの策をご紹介します。
1 ピコ太郎さんのように、別なものにする。(旧姓を使う、別会社・組織を作る。)
2 時間差を利用する。
3 それぞれの価値が著しく損なわれないよう、細かな工夫を重ねる。
ヤマト運輸は時間差をうまく使いました。
とにかく受注を増やす(儲けは二の次)という時期を経て、
適切なタイミングで、収益をアップさせる時期へと移行しました。
人気の飲食店「俺のイタリアン」は、細かな工夫を凝らしています。
最高に美味しいものを安く提供するため、
原価率が業界平均と比較し非常に高い(もうけが薄い)一方、
立食スタイルという長居できない空間づくりをすることによって、
回転率を高め、もうけの薄さを客数でカバーしています。
さああなたも、
ご自分に合った方法を探してみてくださいね。
それでは今日はこの辺で。
今号も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回配信をお楽しみに!
今日も素敵な音楽を奏でましょう♪
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