こんにちは。
おんじゅく代表(=音楽家の仕事塾) のじま えみ です。
(おんじゅくって温玉みたいだねっと今朝主人に言われました(^_^;))
それはさておき(笑)、
本稿は、音大生や、これから音楽家として一歩を踏み出そうとしている方におススメのコラムです。
以下、どうぞお楽しみください!
◇それってどうなの?誰も教えてくれない音楽家の年収◇
ゲームで有名な会社 任○堂の社員の平均年収868万円※
みんなが知ってる化粧品ブランド 資○堂の社員の平均年収692万円※
これらは調べれば簡単にわかります。
会社に就職が決まったら、
自分は今後、どれくらいの給料がもらえるか予想できるわけです。
教育費や住宅ローンなど、
だいたいの将来設計を立てることもできますね。
■音楽家の平均年収は?!
さて、音楽家の年収はどのくらい?
ネットで検索しても、どうも信用のおける回答がでてこない…
それもそのはず。
みなさんご承知のとおり、十人十色。
平均年収を調べようと思ったら、手間がかかってしょうがないし、
そもそも人によって違い過ぎて平均を知る意味もない。
やれやれ
音楽家で生計を立てていく!と決めたら、
地図のない航海へ出るのと同じ。
さて、自分はどこにたどり着くことになるやら…
■つまり自分次第だということ
個人で音楽家としてやっていこうと決めたなら、
平均年収○○円というモデルがないため、
食べていけるか?
将来子どもができて、ちゃんと教育費が出せるか?
といった不安がよぎることがあるかもしれません。
しかし、それは決してマイナスなことではないのです。
先ほどの会社の場合にくらべて、
不安定だという面はありますが、
がんばったらがんばった分だけ自分に返ってくる。
何ごとも自分次第!
自分が主役だということなのです!
確かに大変ですが、それをこなすあなたは「素敵」な輝きを放ちます!
かの名将「織田信長」はこんなことを言ったとか。
「必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ。」
■無い地図は自分で作る
といっても、地図のない航海へ出るのは誰もが気が引けますよね(苦笑)
だったら自分で地図を作ってしまいましょう!
地図=利益目標(自分がいくら稼ぎたいかという目標)のことです。
利益とは、得た収入からかかった費用を除いたもの、
つまり、「手元に残った金額」です。
たとえばこんな場合。
月謝8千円の生徒が一人います。
その生徒へ良いレッスンをするために、
受講料1万円のピアノ指導者向けセミナーに参加しました。
利益はマイナス2千円です。
うーん、こうはなりたくないです・・・・が、実は私、結構ありました(汗)
■利益目標はどうやってつくるのか
「自分がいくら稼ぎたいかなんてわからない…。」
そんなときは、まず日本の平均年収を参考にされてみてはいかがでしょうか。
ちなみに平成24年の平均年収は、
30代前半の女性で297万円だそうです。
「自分はこれよりちょっと上いきたいから、利益目標は300万円にしよう!」
といったアプローチでも良いと思います。
利益目標は自分の夢です。
現実味があるかどうかは、計画を立てる今はあまり大きな問題ではありません。
ちょっと小ネタですが、
世の中には「年収3千万円を目指す研究会」と銘打って、
夜な夜な集まっている(怪しい?)経営コンサルタントの会もあるんです(笑)
まずは夢を語りましょう!
夢はなければ叶いません。
そこに、目標をわざわざ設定する意味があるのです。
■目標を持つ意味
利益目標を決めたら、
次はそれを実現するために動きましょう。
利益を出すために、
先ほども出てきた「収入」と「費用」を考える必要が出てきます。
と、こんな風にやるべきことがつながっていくわけです。
長くなるので、今日はこれ以上細かくは触れないでおきます。
キモは、
「なんとなくやらない」ということです。
目標を持っている最大のメリットは、自分を評価できる点です。
目標を持っていると、少なくとも目標より良かったか悪かったかが明確にわかります。
それによって、もし悪ければ次はどうずれば良いか自然と考えるでしょう。
一方、目標を持たないとどうでしょうか?
自分のやったことが、良かったのか悪かったのかさえわかりません。
満足感も得られませんし、改善もできません。
夢がないのですから、ない夢は残念ながら叶いません。
そこに、目標を持つ意味があるのです。
さあ、夢を語りましょう!
夢を叶えましょう!
※出典:eol企業ナビ(2014年現在)
本稿は、メルマガ「年収が10倍になる‼音楽家の仕事術」vol.1 2014年10月10日号の記事です。